補聴器の寿命はどのくらい?補聴器を長く大切に使うためには?

補聴器の寿命はどのくらい?補聴器を長く大切に使うためには?

なんとなく耳が聞こえづらくなってきた、と感じたら早めに病院へ行き、補聴器を購入したほうが良いです。耳の聞こえづらさを放置しておくと、会話をするのが億劫になってしまうことや、脳への刺激が少なくなってしまい、認知症になってしまう可能性もあります。そのため、少しでも変だな、と感じたら、病院に罹って、補聴器の購入をオススメします。

補聴器はいくらくらいするの?

補聴器は、小さい機会の中に精密機械がたくさん入っています。また、種類も豊富で、値段もピンキリです。耳の穴にイヤホンのようにつける「耳穴型」の場合、1台約20万、両耳で約40万かかります。しかし、これは安いほうで、高性能なものを選ぶと、1台で50万、両耳で100万以上かかる可能性もあります。

また、補聴器の寿命は一般的には5年前後です。使っていると、調子が悪くなってしまう時もあります。保証機関内であれば無料で修理してもらえる場合もありますが、補償内容や機関は購入先やメーカーによっても異なります。もし保証期間外だった場合、修理代のほうが高くつき、新品を購入したほうが安い場合も少なくありません。金額だけでなく、数年経てば、どんどんと新しい機種が発売され、自分が使っている補聴器の部品の取り扱いが終了してしまうこともあります。そもそも修理ができず、新しいのを購入せざるを得ないこともあるので、長く使えるように、日々のお手入れが必要不可欠です。

補聴器の手入れの仕方

補聴器を長持ちさせるためには、毎日こまめにお手入れをしましょう。補聴器は耳に装着するため、耳あかや汗などが付着してしまい、汚れや傷みの原因となります。

まず、使い終わって外したら、専用の乾燥ケースで保管しましょう。補聴器は精密機械なので、水や湿気に弱く、汗や湿気の多い場所に置いておくと劣化が早まってしまいます。そのため、乾燥材の入ったケースで保存し、湿気から守りましょう。ケースによっては除菌ができるものもあります。必要に応じて選びましょう。

また、耳に差し込む音が聞こえる部分や、音を拾う部分に耳あかやごみが詰まると、うまく音が聞こえなくなる可能性があります。専用の掃除キットを使うか、布でお掃除をしましょう。水洗いができるパーツもあるので、機械部分を濡らさないように洗いましょう。

決して安くない、大切な補聴器ですから、長く使いたいですよね。自分の日々のお手入れも大切ですが、お手入れもプロに任せたほうがよりきれいにしてもらえます。

購入した補聴器ショップなどで、メンテナンスをしてくれる場合があるので、そういったアフターケアをしてくれるショップを選びましょう。

例えば、アフターケアが充実している岩永補聴器グループがあります。ここは、熊本にある補聴器ショップで、アフターケアがとても充実しています。補聴器ケア用の機械が準備されており、クリーニングや点検も行ってくれます。もし、ショップに行くのが難しいという方でも、無料で家まで出張してくれます。足の悪い方など、外になかなか行けない人も安心です。

補聴器は、自分の生活を豊かにできる大切なものです。聞こえづらかったものが聞こえるようになるだけで、気分も明るくなります。聞こえが悪くなったかも、とお思いの方は、早めに病院や補聴器ショップへ相談しましょう。

補聴器を点けている若者、歩いている様子