京都には和菓子の魅力を味わえるお店が多くあります

ちょっと一息つきたいときに、とっておきのスイーツがあると、体の疲れだけでなく心まで癒やされる思いがします。老若男女を問わず、スイーツ好きを自称する人はたくさんいますが、多くの場合、洋菓子派と和菓子派に分かれる傾向が見られます。少し前ですと和のお菓子というと年配の方に好まれる、ちょっと地味な印象がありましたが、最近では味も見た目もスタイリッシュな和風スイーツが増えています。

もともと和のお菓子というのは、日本の伝統的なお菓子のことで、代表的なものに羊羹や餅菓子、最中やまんじゅう、煎餅などがあります。基本的にバターや生クリームなどの油分を使用していないので、お菓子なのにヘルシーで後味も爽やかです。また、日本ならではの四季を取り入れたお菓子も豊富なので、季節感を感じながら楽しめるのも魅力です。

このような日本伝統のお菓子を扱うお店の中には江戸時代に創業したような、本当の老舗も少なくありません。こうしたお店では伝統にしたがい、昔ながらの製法で伝統の味を守り続けていく一方で、現代人の嗜好に合った新たなアレンジなどにも意欲的です。特にお菓子の老舗が多い京都でも、若い人から年配の方まで楽しめる新しいスイーツを扱っている名店が多くあります。例えば、抹茶を用いたお菓子を洋菓子風にアレンジしたり、昔ながらの餡子菓子に生クリームをあしらうなど、今までとは違った名品があります。

このような名物スイーツは地元の口コミで広がり、テレビや雑誌で取り上げられています。観光客などのお土産としても人気がありますが、遠方に住んでいるとなかなか味わえないものです。ですが、このような老舗の中にはインターネットで、地方発送を行なっている場合もあるので、上手に利用すれば話題のお店のスイーツが楽しめます。