愛知県は大都市名古屋を中心に、中小の都市がそれぞれの特徴を持っています。それぞれの都市が四季のイベントを企画し、楽しませてくれます。特に夏のイベントとして、全国的にも有名になってきましたが、名古屋市内の中心観光地の栄の久屋公園で開かれる「どまつり」は熱気にあふれ、年々参加グループも増え、大がかりになっています。8月の夏休みの終わりの週の土曜日、日曜日に開かれます。これは各地域や、グループが一年間集団での踊りを練習してきてその出来具合を競い合うものです。どのチームも優勝(大賞)目指して、衣装を懲り、激しく踊ります。暑いと言われている愛知の名古屋をより熱く燃え上がらせています。
また、全国各地で行われている花火大会も愛知では多く見られます。大きなところでは、岡崎、豊川、木曽川、名古屋港とあります。もともと岡崎は花火職人の町でもあります。日程が異なりますので、愛知県人は何回も楽しめるわけです。繊維の町、一宮では七夕祭りで真澄田神社に続く本町通りが賑わいます。神社と言えば、各地域の大きな神社では夏祭りに出店が出て、盆踊りをしたり、子どもたちが大勢集まり、茅の輪くぐりをします。特に津島の天神祭はまきわら船が出て大勢の人出があります。一度は見ておきたいお祭りの一つです。このように子どもから大人までそれぞれが楽しめる伝統が培われています。